段階
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臨床診断
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特徴
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1
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正常
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主観的にも客観的にも知能低下はない。
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2
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年齢相応
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物の置き忘れの訴えや喚語困難がある。
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3
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境界状態
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日常生活での機能低下は顕在化しないが、他人が見て仕事の効率の低下がわかる。
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4
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軽度
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日常生活では支障は目立たないが、将来の計画を立てたり、段取りをつけることができない。また社会生活・対人関係で支障をきたす。
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5
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中等度
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日常生活でも部分介助が必要だが、失禁はない。気候に合った服を選んで着ることができず、理由もなく着替えや入浴を嫌がる。
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6
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やや高度
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不適切な着衣をするので、着衣に介助が必要になる。靴ひもやネクタイは結べない。入浴はするが、洗濯は困難。失禁をきたすようになる。
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7
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高度
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日常生活で常に介助が必要。同居している家族もわからなくなる。簡単な指示も理解できない。
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注目の健康食品 |
イチョウ |
イチョウには強力な抗酸化物質(バイオフラボノイド)が含まれている。活性酸素(フリ−ラジカル)の働きを抑え、脳や腕などの血流を高める。イチョウ葉エキスがアルツハイマー型痴呆症に対して臨床試験で有効と確認され、ワシントンポストやニューヨークタイムズなどで報じられたことは有名。 |
レシチン |
レシチンはホスファチジル・コリンとも呼ばれるリン脂質。体内でアセチル・コリンという物質に変化する。このアセチル・コリンが情報伝達物質の役割を果 たす。卵黄や大豆などに多く含まれている。生体膜・神経細胞・脳の構成成分として重要。乳化性がありコレステロールが血管壁に沈着するのを防ぐ。 |
ホスファジル・セリン |
ホスファジル・セリンは細胞皮膜を強化する役割を果たす。加齢と共に脳内のホスファジル・セリンが減少すると、精神的に落ちこみやすくなったり、記憶力が低下したりする。ホスファジル・セリンは脳内伝達物質アセチル・コリンの生成を助ける働きがあり、記憶力を増強し脳の老化を防ぐといわれている。 |