大山漢方堂薬局 大山鍼灸院併設 特集:不妊症と東洋医学(漢方薬・鍼灸・経絡ツボ療法)

薬食同源と伝統医学(漢方薬、鍼灸) 臨床心理学(心の健康、カウンセリング、メンタルトレーニング)

特集:卵巣チョコレート膿腫、卵巣腫瘍、子宮癌 女性の癌と漢方薬

不妊症の相談 調合漢方薬専門 大山漢方堂薬局
〒327-0026 栃木県佐野市金屋仲町2432 TEL: 0283-22-1574
E-mail to ohyama@poem.ocn.ne.jp
漢方専門 大山漢方堂薬局、附属 大山鍼灸院            

最終更新日は、2016年(平成28年)9月26日(月曜日)です。



大山漢方堂薬局、大山鍼灸院
大山漢方堂薬局附属大山宗伯東洋医学記念館
(東洋医学、漢方薬、鍼灸、臨床心理学)
健康相談

  

特集:不妊症と東洋医学(漢方薬・鍼灸・経絡ツボ療法) 薬食同源と伝統医学(漢方薬、鍼灸) 臨床心理学

不妊症の相談 調合漢方薬専門 大山漢方堂薬局 不妊治療専門鍼灸治療室
〒327-0026 栃木県佐野市金屋仲町2432 TEL: 0283-22-1574
E-mail to ohyama@poem.ocn.ne.jp



Dr. Ohyama Kampo Pharmacy Web-Page
TEL: 0283-22-1574



2015. 4
(平成27年4月)
大山漢方堂薬局(同鍼灸治療室)統括主幹

President & Chairman
Meister of Medical Science
Dr. HIROYUKI OHYAMA (Ph.D).



岡山大学医学博士(分子細胞医学研究施設神経情報学、脳代謝研究施設機能生化学)
徳島大学薬学修士(製薬化学 生物薬品化学)
大山博行 
Dr. HIROYUKI OHYAMA(Ph.D).

当時、最先端医学の研究者(分子細胞医学神経情報学)であった私が不妊治療に力を入れた理由
1994年7月、私は、岡山大学医学部大学院より医学博士の学位を取得しました。
1989年より研究を続けていた、脳の老化のメカニズムと病気(漢方薬の抗酸化作用(活性酸素(フリーラジカル)消去作用)と認知症(アルツハイマー型、脳血管性、ピック病)、
てんかん、パーキンソン病、他)に関する一連の研究をまとめ、その成果を国際学会(BMBI)へ発表、その後、医学博士の学位を申請し、無事、学位審査を通過しました。
その後、大山漢方堂薬局及び東京の漢方専門薬局、数か所で、漢方相談を続けながら、一般向けに、自分の専門分野である、脳機能(脳の老化と病気)と東洋医学(漢方薬・鍼灸)
に関する著書の執筆を続けていました。(後に、光文社カッパブックスより、「脳を守る漢方薬」 医学博士大山博行著 出版)
そんな中、たまたま、不妊症に悩む患者さんが来院され、私の治療(東洋医学、漢方薬・鍼灸)によってめでたく自然妊娠し、無事に男子を出産したのです。
そのときの患者さんの喜び様は、たいへんなもので、わざわざ、赤ちゃんを連れて、患者さんご夫妻、そして、奥様の御両親、さらに、ご主人様のご両親まで、
大山漢方堂薬局に、御挨拶に来てくださいました。 私は、その時、不妊症の治療とは、こんなにも、患者様に喜ばれるものなのか、と驚き、
これこそ、東洋医学(漢方薬・鍼灸)治療者みょうりに尽きるものだと思いました。
この事件が、きっかけとなって、私は、不妊症(女性不妊、男性不妊)の東洋医学(漢方薬・鍼灸)臨床研究に、力を入れることになったのだと思います。
それから、約14年間、今日に至るまで、不妊症の東洋医学(漢方薬・鍼灸)の臨床経験(成功例)は、100例を超えています。
ところで、最初、私が、漢方薬・鍼灸治療で、2~3人の不妊症の患者さんを治したとき、友人(現代医学不妊症治療者)から、
「それは偶然だ、不妊症はそんなことで治るものではない」と、よく言われました。
それが、10人くらい治しても、友人たちは、あいかわらず、「それは、偶然だよ、」と、言われつづけていました。
もともと、東洋医学(漢方薬・鍼灸)」は、顕微鏡をのぞいたり、血液や尿を採って検査をして、たとえば細菌やウイルスがなくなったのを証明するというようなものではありません。
しかし、医学、薬学、学問の世界では、「治してもなぜ治ったと証明できなければ学問ではない」、これが、一番重要なことなのです。
そこで、私は、東洋医学(漢方薬・鍼灸)の効果を証明するには、不妊症が一番良い、赤ちゃんが生まれたことが、何よりも証拠になる。
本当に、誰が診ても、治らなかった不妊症、現代医療を施しても治らなかった不妊症の患者さんが、東洋医学(漢方薬・鍼灸)の治療で、赤ちゃんが生まれた。
長く、現代医療の不妊症治療を続けていても、なかなか子供ができない患者さんに、東洋医学(漢方薬・鍼灸)の治療を併用したら、早期に、赤ちゃんが生まれた。
この事実は、誰もが、認める証拠になる、と考えました。
そんな気持ちもあって、私の東洋医学(漢方薬・鍼灸)の治療を受けて赤ちゃんが生まれた。そういう人が、100人になったら、だれもが納得してくれるだろうと考えました。
私の漢方薬を服用して赤ちゃんが生まれた。私の鍼灸治療で赤ちゃんが生まれた。さらに、私の漢方薬と鍼灸治療を併用して赤ちゃんが生まれた。
こんなふうに、どんどん不妊症の患者さんが治っていくと、それを聞き伝え、私のところに、少しずつ不妊症を訴えてこられる患者さんが多くなり、
私の臨床経験(不妊症に対する、東洋医学、漢方薬、鍼灸のノウハウ)も増えてきました。
現在でも、「結婚した夫婦10組に1組は、なかなか子どもが生まれない」といいます。子どもがほしいと願うご夫婦にとって不妊の悩みは非常に深刻です。
不妊症については、現代医学で、さまざまな原因が明らかにされていますが、東洋医学(漢方薬・鍼灸)の治療を施すことによって、西洋医学単独の治療よりも、
はるかに高い確率で、早期に不妊症を克服できるものと私は考えています。 続く



不妊症の悩み、相談窓口 
一人で悩まないで、まず、東洋医学専門(漢方薬、鍼灸、経絡ツボ療法)、大山鍼灸院、大山漢方堂薬局に、ご相談ください。
0283-22-1574(大山鍼灸、大山漢方で、イゴ・不安・ナシ)

まず、「不妊症」について正しい知識を持ちましょう!

不妊症というのは、妊娠を願っているカップルが一定の期間、妊娠できないでいる状態をいいます。
その一定期間とは、以前は、2年以上の不妊期間がある場合に不妊症と判定していましたが、
最近は、結婚年齢が上がって、2年では実情に合わなくなり、1年以上の不妊期間がある場合を不妊症と考えるようになりました。
現在、日本では、赤ちゃんを望みながら恵まれず、悩んでいるカップルが200万組もいます。
ですから、人知れず悩んでいたりしないで、専門家に相談しましょう。
特に、東洋医学(漢方薬、鍼灸、経絡ツボ療法)は、副作用がなく、まったく安心、安全で、効果的ですから、まず、最初に、ご相談ください。

不妊症は、女性側に原因がある場合と男性側に原因がある場合とに分かれて考えます。
最近のデータでは、女性に原因がある場合が50%、男性が40%、残りの10%が、原因不明です。 原因不明=東洋医学効果大。
不妊症というと、まず女性側の原因が問われがちですが、男性側の原因も想像以上に多いのです。
不妊検査を受けるときは、パートナーと二人で受けるのが原則です。

①妊娠のメカニズムを知る
卵巣には15万~40万個の卵子が卵胞細胞に含まれるかたちで入っている。
この中から、月に1個が排卵される。
これをキャッチするのが卵管の卵管采と呼ばれる器官。
子宮体部から左右の卵巣に向かって伸びているのが卵管で、卵管采は先端にあってラッパのような形をしている。
排卵が近づくと、卵管采は卵巣にかぶさるようになり、排卵によって飛び出した卵子をキャッチし、卵管の中央部まで運ぶ。
受精=待ち受ける卵子に向かって射精された精子が突進してくるが、
卵子の周辺まで、たどり着ける精子は、200個程度。
卵子と結合して受精となるのは、ただの1個。
精子が卵子の中に入ると、卵子を包んでる透明な殻が閉じて、他の精子の侵入をシャットアウトする。
受精した卵子(受精卵)は細胞分裂を繰り返しながら、卵管を子宮に向かって進み、子宮のなかに送り込まれる。
このとき子宮内では内膜がふかふかの状態になり、受精卵の受け入れ態勢を整えている。
子宮に到達した受精卵が子宮内膜に潜り込むように安定すると(着床)妊娠が成立する。
妊娠は、①排卵、②射精、③受精、④着床という、プロセスがあるが、
この4つのプロセスに支障をきたし、妊娠にいたらないのが不妊症という。

②不妊症の治療方法を知る
不妊症の治療方法には、
①タイミング法
②人工授精
③排卵誘発剤による方法
④体外受精
がある。

人工授精法は、
①配偶者同士の卵子、精子を用いるもの、
②凍結保存精子を使うもの、
③配偶者以外の精子を用いるもの
に分かれる。

①タイミング法:不妊症検査の結果、異状なしと判断された場合に行う方法。
排卵日を特定し、もっとも効果的な、タイミングで、性生活(SEX)をするようにアドバイスする。
排卵日検査薬を使用、オギノ式、
排卵日を予測する検査結果をもとに「命中率」を最大限に高めようとするもの。

②人工授精法:
配偶者同士=タイミング法を、何度か試してみて妊娠しなかった場合に行う方法。
排卵日を特定し、その日に人工授精を行う。
男性側は、精子を、マスターベーションで採取する。(自宅採取で持参する、病院で採取してもよい)
採取した精子を、パーコール液による洗浄、スイムアップ法などによる処理を施す。
処理方法は、実際に精子を観察して、もっとも適切なものを選択する。
この方法は、頸管粘液に問題がある場合、抗精子抗体が陽性という場合に有効。
1回の人工授精での成功率は4~5%である。(想像以上に低いパーセンテージであることを知る)
人工授精による妊娠を試みるのは、セックスではどうしても妊娠しなかったというケース → 東洋医学(漢方薬、鍼灸、経絡ツボ療法を併用する。

人工授精法: 凍結保存精子によるもの
男性側の精子に問題があり妊娠不可能な場合
配偶者から精子の提供を受けて、人工授精を行う。(精子の提供者については知らされない)



排卵誘発剤による方法: 女性側の排卵に問題がある場合
排卵誘発剤を用いる。
排卵誘発剤を用いると、一度に、赤ちゃんがたくさん生まれる多胎=高齢の場合では、これが、功を奏すこともある。
卵巣過剰刺激症候群などの副作用がある。 → 東洋医学(漢方薬、鍼灸、経絡ツボ療法を併用する=副作用軽減できる。
誘発剤の種類:
内服する場合=クロミッド、セキソビット、
注射する場合=HMG製剤、純粋FSH製剤、hCG製剤、などがある。
クロミッドは、下垂体から分泌される卵胞刺激ホルモン(FSH)の分泌量を増やし、卵胞成熟を助ける内服薬。
月経開始、5日目から5日間、当初は1錠ずつ服用する。
その後、様子をみながら必要なら、3錠まで量を増やすことができる。
一般的な排卵誘発剤であるが、頸管粘液の分泌を抑制する作用があるのが、欠点。
注)クロミッドを内服した場合の人工授精の成功率は7~8%である。(想像以上に低いパーセンテージであることを知る)
セキソビットは、クロミッドに比べて頸管粘液の分泌抑制が小さい内服薬。
月経開始5日目から飲みはじめ、服用日数は状況によって調整される。
排卵を促進する効果はクロミッドに劣る。
注射で投与するHMG製剤は、下垂体ホルモンであるFSH(卵胞刺激ホルモン)とLHによって使い分ける。
注射剤には卵胞の発育を促し、成熟卵子の質を高め、受精能力をアップさせる効果が期待できる。
注)HMG製剤を用いた場合の人工授精成功率は12~13%である。
純粋FSH剤は、ほとんどLHを含まないFSH製剤で、多嚢胞卵巣症候群の女性に有効。
hCG製剤は、排卵誘発剤の使用によって排卵が誘発された卵胞を排卵させる作用を持つ=LHと同じ働きをする。

体外受精=体外受精とは、体の外で卵子と精子を受精させ、受精卵(胚)を子宮に戻す方法。
受精のさせ方以外は、通常の妊娠と変わらないし、胎児に異常が出る可能性も同じ。
上記、不妊治療を試みても、妊娠に至らない場合は、体外受精を考える。
高齢で、不妊症の人、両側卵管閉塞症の人、男性側に妊娠しない原因がある場合、
原因がはっきりわからない不妊症の人は、体外受精を考える。
1回の体外受精で、妊娠する確率は30%。
40歳を過ぎた女性では10%程度。
卵子は、30歳を超えると質的な低下が激しくなる。
体外受精の成功率も下っていく。
受精には成功しても、子宮に着床させることができない場合もある。
子宮も、30歳を超えてから、機能的な低下が激しくなる。

体外受精の流れ:
体外受精の約3週間前から準備をはじめる。
月経がはじまってから21日め、くらいから点鼻薬を使って、からだのなかで自然に分泌されるホルモンを抑える。
これは純粋にホルモンだけで卵胞の成長を促して数を増やし、質を高める。
その後、次の月経開始3日目から毎日、排卵誘発剤を注射する。
この間、超音波検査で卵胞の様子を見守り、最大直径が20ミリになったところで、
血中ホルモン値を測定し、採卵日(卵子を取り出す日)を決定する。
採卵の方法は、膣式採卵法=採卵にかかる時間は15分程度。
痛みがないように麻酔薬を使う。
採卵後は2時間から3時間、病院で安静にしてから帰宅する。(入院の必要はない)
その後、体外受精となる。
受精したかどうかの確認は精子と卵子を結合させた翌日に行う。
受精卵は2日めに2~4細胞期、3日目に4~8細胞期という状態を経て、
4日目に8~16細胞期に入り、5日目には桑実胚、6日目に胚盤胞の状態に育っていく。
受精卵を子宮に戻す「胚移植」は、2日目、あるいは3日目。
受精卵の状態、および子宮内膜の状態によっては、多少の差異はある。

不妊治療の費用
①排卵誘発内服薬…1錠、およそ30円程度(保険適応)
②排卵誘発注射…およそ1回薬1000円~1500円程度(保険適応)
③人工授精…およそ2万円程度
④体外受精…およそ30万円程度(採卵、麻酔、受精卵培養、胚移植、投薬)



基礎体温をつける=基礎体温をつけ、その曲線をチェックして、排卵があるか、ないかを知る。
基礎体温とは、体温が変化するような状態にない時の体温のことをいう。
たとえば運動など、体を動かせば体温は上がる、食事をしても体温は上がる。
また、驚きや悲しみといった精神的な変化も、体温に影響する。
1日の内で、そうした体温に影響を与える要素がない時=朝、目覚めて、まだベッドに横になっている時。
この時間帯に、計った体温が基礎体温になる。基礎体温は「覚醒時体温」ともいう。
基礎体温の測定は、婦人体温計を用いる。微妙に変化する基礎体温を正確に計る。
基礎体温は、毎日測定することが原則=「目覚めたときにベッドのなかで計る」
4時間以上の睡眠がとれていればよい。
婦人体温計はベッドの脇など、手を伸ばせばすぐ届くところに置いておく。
測定時間は5分間。
婦人体温計の水銀の部分が舌の裏側に当たるようにくわえる。
婦人体温計には、「摂氏(C)]の目盛りと「OV]の目盛りが刻まれている。
摂氏の目盛りは、1度の間が20等分されている。36度と37度の間に20の目盛りがある=2目盛りが1分になる。
OV目盛りは、35・5度から38度の間を50等分してある=1目盛りが1。
測定した基礎体温の数値を基礎体温表に記入する。
その日の数値を黒点で記入し、翌日の数値の黒点とを線で結ぶ。
これでできる折れ線グラフのような曲線を基礎体温曲線という。
注意)体温に影響を与えるような変化があったとき。
眠れなかったとき、風邪などの熱が出る病気にかかったとき、
排卵誘発剤やホルモン剤を服用したとき
などは、備考欄にその旨を記入する。
月経のあった期間は赤く塗りつぶすか「×」印をつける。
月経が始まった日から次の月経の前日までが月経周期。
月経の始まった日が月経周期の第1日となる。
体調の変化もわかるように記入する。
例)痛みがあったら「△」、不正出血がみられたら「▲」、セックスをしたときは「○」、おりものに変化があったら「+」、など。
一か月以上、基礎体温を測り、表に記入していくと、体温が低い時期と高い時期があることがわかる。
ふつうは、36・7度C(OV24)付近を境に、それより低い低温期と、それより高い高温期に分かれる。
月経周期の前半が低温期、後半が高温期になる。
曲線がこのように変化している場合は、排卵が起きていると考えられる。
排卵日は、低温期の終わりに少し体温が下がった日で、翌日からは体温は上がり高温期に入る。
基礎体温曲線に、上下の変化がほとんどなく、36・7度C以下の低温期がず~と続く場合。
この場合は、月経はあるが、排卵していない、と考えられる。これを「無排卵性月経」という。
無排卵性月経の原因は、ストレスやダイエット、不規則な生活などが影響して、排卵に必要なホルモンが分泌されないこと。
排卵がないので、この状態では、妊娠できない。不妊症になる。
排卵には、エストロゲンという卵胞ホルモンと、プロゲステロンという黄体形成ホルモンが関わる。
エストロゲンは月経が終わるころから分泌量が増え、排卵の直前に最も多く分泌される。
それにあわせて、プロゲステロンが分泌される。
両者の相互作用で排卵が起きる。
無排卵性月経では、プロゲステロンが分泌されずに、エストロゲンの作用のみで月経が起こっている。

脳の視床下部の機能がうまく働かず、プロゲステロンを分泌させる指令を出せなくなる=無排卵性月経のメカニズム。
無排卵性月経の症状: ①月経が10日以上もつづく、②出血量が少ない、③生理周期が短い、などがある。
無排卵月経の状態では、妊娠しないだけではなく、①貧血、②無気力、③不安感、にとらわれやすい。
無排卵性月経の治療:排卵誘発剤やホルモン剤を使った治療法がある。

基礎体温に、低温期と高温期がある(排卵)=妊娠可能。
排卵された卵子の寿命は約24時間=精子の受胎能力は3日間=排卵日の3日前から排卵日翌日までの5日間が妊娠可能な日になる。
可能性がもっとも高いのは排卵日とその前日になる。
基礎体温のほかにも排卵日を知る方法はある=「排卵日検査薬」=「排卵日検査薬は尿でチェックするタイプと唾液でチェックするタイプの2種類がある。
排卵日検査薬には「判定窓」と「終了窓」があり、窓にでるラインの色の濃淡で排卵日を判定する。
判定窓のラインが終了窓のラインより薄ければ陰性、同じか濃ければ陽性。陽性になった日と、その翌日がもっとも妊娠する可能性が高い。
排卵日検査薬は、プロゲステロン(黄体ホルモン)の有無をチェックすることで、排卵日を知るもの。
プロゲステロンは分泌される期間が36時間ほどと短いため、100%尿の中にある間に検査できるとはいいきれない。
検査を排卵前後の12時間ごとに行わないと、分泌の有無がわからないこともある。
基礎体温の測定を継続しながら、排卵日検査薬を使用するという二重の姿勢でいるのが一番良い。



「不妊症になる原因」

①「子宮内膜症」
不妊症になる原因はさまざまですが、不妊になりやすい病気の一つに「子宮内膜症」がある。
「子宮内膜症」は、子宮内膜が子宮内膣以外の場所にできて増殖する=不妊に悩む女性の約30%はこの子宮内膜症。
子宮内膜症が、卵巣や子宮腺筋、卵管開口部などで起こり、組織が癒着すると不妊の原因になる。
自覚症状がない場合もあるが、生理痛やセックス時に痛みを感じるケースもある。

②「多嚢胞性卵巣」
生理不順や排卵障害を引き起こす「多嚢胞性卵巣」も不妊の原因となる。
成熟卵胞になる前に卵胞の発育が止まり、卵巣の中に、排卵しない小さな嚢胞がたくさんできる病気=排卵障害が起きるため妊娠できない。
「多嚢胞性卵巣」は、超音波検査やホルモン負荷テストで診断できる。
治療には「排卵誘発剤」と「手術」がある。
手術による方法は、卵巣表面に多数の穴を開けて治療し、自然排卵を起こさせる=効果が短時間しか持続しない。

③「乳汁漏出症」=排卵障害の原因になる=「高プロラクチン血症」
「乳汁漏出症」は、文字通り、乳頭から白い分泌物が漏れ出る。=ほとんどの場合、自覚されない。
原因はプロラクチンというホルモンの血中濃度が高くなることによる。
プロラクチンは、乳腺刺激ホルモンとも呼ばれる。
通常は出産後に分泌量が増え、おっぱいの出を促す働きをしている。
妊娠していない時は、プロラクチンの血中濃度は低いが、なんらかの原因で濃度が異常に高くなる=「高プロラクチン血症」
「高プロラクチン血症」の約90%に乳汁漏出症がある。
プロラクチンは1日のうちでも濃度変化が激しいので、正確に「高プロラクチン血症」を診断するにはTRHテストが必要。
これはTRHというプロラクチンの産出を促すホルモンを注射して、30分後、60分後にプロラクチンを測定する。
「高プロラクチン血症」の診断がつけば、乳汁分泌抑制剤を投与する。(抑制剤は内服)

④「クラミジア感染症」
クラミジア感染症(最近増加の一途をたどっている)
クラミジア感染症も進行すると卵管閉塞を起こし、不妊症の原因になる。
感染しても初期段階では自覚症状がなく、ひそかに進行してしまうことが多い。
子宮や卵巣の病気は不妊症の引き金になるので、注意が必要です。

「ブライダルチェック」
ブライダルチェックとは、結婚前に婦人科系の病気がないかどうかを調べることをいう。
結婚後は当然、妊娠ということが想定されるので、妊娠中になりやすい貧血の検査や、
妊娠中に感染すると胎児の異常の原因になりかねない風疹の抗体があるかどうかの検査、
血液検査、性病の検査、性感染症の検査といったものも検査項目に含まれる=婦人科系の人間ドックと考えられる。
最近はクラミジアなどの性感染症に罹患している女性が急増している。
パートナーにうつさないためにも、一度受けておくとよい。
「ブライダルチェックの主な検査項目」
・血液検査…血液型をはじめ、肝臓、腎臓の機能を調べる。梅毒の有無も判定できる。
・貧血検査…貧血は、妊娠中になりやすい。流産の原因にもなる。
・風疹抗体価検査…妊娠中の風疹感染は胎児異常の原因。流産の原因にもなる。
・レントゲン検査…心臓、呼吸器系の機能を調べる。
・HIV抗体検査…エイズ感染を調べる。正確に判定されるのは感染後、二か月以上経過してからである。
・B型管炎抗体検査…B型肝炎ウイルスを保有していないかどうか調べる。
・クラミジア検査…クラミジアに感染していると不妊の原因になる。出産時に赤ちゃんにも感染する。
・ドキソプラズマ検査…ドキソプラズマは寄生虫。妊娠中に感染していると胎児に悪影響が出る。
・子宮卵巣部超音波検査…子宮筋腫や卵巣腫瘍の有無を調べる。

子宮・卵管・頸管のチェック
①子宮=子宮は受精卵が着床する重要な器官。
妊娠中絶や流産の手術後に子宮内膣の癒着が起きる。結核性子宮内膜炎や子宮筋腫、子宮の奇形などがあると、着床障害が起きる。
子宮の機能を調べるための検査が子宮卵管造影。
子宮卵管造影では、子宮内に造影剤を注入して、子宮の形や卵管の通り具合をレントゲンで観察する。
卵管は排卵された卵子をキャッチし、受精させ、受精卵を子宮に送り届ける大切な器官。
卵管に障害があると妊娠は困難になる(不妊症の原因になる)。
卵管造影は、それだけで卵管の通りをよくするので、妊娠しやすくなる場合もある。

卵管炎=卵管炎を起こしていると、卵管が閉じてしまい卵子が卵管内に入れなくなる。(不妊症の原因になる)
卵管炎の原因は、卵管水腫やクラミジアへの感染。
子宮内膜症の場合は、卵管開口部(卵管采)に癒着がみられる。
卵管采はラッパのような形で、卵子をキャッチする役目を担っている。癒着があると卵子がキャッチできない。(不妊症の原因になる)
原因がよくわからない不妊症の場合は、卵管采が卵子をうまくキャッチできない場合が多い。
腹腔鏡検査では、おへその下から直径訳5ミリの細いスコープを差し込んで、子宮や卵巣、卵管の状態を調べる。
全身麻酔で行う。この検査では同時に卵管に水をとおしたり、腹腔内を洗浄する。

頸管=頸管は子宮の入り口にあたる。ここから分泌される頸管粘液も妊娠するために重要。
排卵日が近づくと、頸管から頸管粘液が分泌され、SEXの後、精子はこの頸管粘液の中を泳いで子宮に向かう。
頸管粘液の分泌が悪かったり、精子との相性が悪かったりすると、普通のSEXでは妊娠しにくくなるので粘液検査は大切。
検査法は、フューナーテストや血液検査。
ヒューナーテストは、セックスのあった翌日に頸管粘液をとり、顕微鏡で観察する。これで精子との相性がわかる。
血液検査は、抗精子抗体を測定。抗精子抗体は最近、不妊症の原因として注目を浴びている。
女性が抗精子抗体を持っていると、精子を遮断してしまい、受精障害を起こす。(不妊症の原因になる)

排卵=妊娠に絶対かかせないのが「排卵」があるか、ないかです。
排卵日は基礎体温でわかるが、より正確を期すためには、血中ホルモン検査、超音波成熟卵胞測定、尿中LH判定、頸管粘液検査などで、排卵日を予測する。
血中ホルモン検査は、排卵直前にエストロゲンと黄体かホルモンを測定する。(排卵日を予測)
超音波検査は、発育してきた卵胞をみて、その大きさから排卵日を測定する=卵胞が20ミリに達すると排卵直前と考えられる。
尿中ホルモン検査は、排卵直前に、尿の中の黄体ホルモンを測定する。(排卵日を予測)
頸管粘液検査は、おりものを調べる=排卵直前になると、ほとんどの女性はおりものの量が増えてくる。(精子がスムーズに子宮内に入れるようにするための変化)
おりものの構造も、ふだんのものと違い、精子が泳ぎやすい環境をつくる。そのため、顕微鏡検査でおりものの変化をみると、排卵前後かどうかの判定がつく。
排卵が起こるのは、通常、月経がはじまってから12~15日目であるから、その時に、排卵検査をする。
排卵には多くのホルモンが深く関わっているが、ホルモンが分泌される器官は、視床下部、下垂体、卵巣。
視床下部からは、Gn-RHと呼ばれる、黄体ホルモンと卵胞刺激ホルモンの分泌を促すホルモン、
TRHという甲状腺刺激ホルモン、乳汁分泌を促すホルモンが分泌される。
下垂体からは卵胞刺激ホルモン(FSH)や黄体ホルモン(LH)などが分泌される。
卵巣からはエストロゲン、プロゲステロンが分泌される。
これらのホルモン分泌が正しく行われることが排卵の条件になる。
その条件が整っているか、どうかを調べる検査が、ホルモン負荷試験。
ホルモン負荷試験では、LH-RHの負荷をかけることで、LH・FSHの反応を測定し、視床下部、下垂体、卵巣のどの部分に異常があるかを調べる。
たとえば、多嚢胞性卵巣症候群が原因で排卵障害を起こしている場合は、LHの過剰反応が認められる。(FSHは正常)
卵巣自体に機能障害があると、FSH・LHともに過剰反応を示が、このテストは月経がはじまって2日目から5日目までに行う。



男性不妊=不妊症のうち男性側に原因がある場合は約40%ある。
主なものは①乏精子症、②無精子症、③精子無力症、④精巣静脈瘤、⑤勃起不全症(インポテンツ)、⑥心因的要素など。
①乏精子症は、精子の数が少ないもの、②無精子症は、精子がないもの、③精子無力症は、精子の運動能力が弱いもの、
④精巣静脈瘤は、陰嚢表面の静脈に瘤ができるもの、⑤勃起不全(インポテンツ)は、ペニスに元気がなく勃起しないため、柔らかく小さいままで、インサートできない状態、
⑤心因的要素は、セックスへの不安感や嫌悪感など、さまざまな精神的理由で、セックスができない状態。

男性のチェックは、精液検査を行う。
方法は、3~5日間禁欲して、マスターベーションで精子を放出採取し、顕微鏡で観察する。
正常な精液のWHOの基準は、
・精液量…2ミリリットル以上
・精子数…20000万/ミリリットル以上
・運動率…50%以上
・奇形率…50%未満
なお、病院で精液を採取するのに抵抗がある人は、自宅で採取して持参することも可能。
ただし、精液を採取後、2時間以内に検査ができることが条件。
男性は、なかなか不妊症の検査を受けたがらない現実があるが、
妊娠には、パートナーシップがとても重要。二人三脚で妊娠を実現する姿勢を持つこと。




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認知症・アルツハイマーは、もう怖くない 「脳を守る漢方薬」 岡山大学 医学博士 大山博行 著
                     

漢方専門 大山漢方堂薬局 厳選漢方薬
岡山大学医学博士 徳島大学薬学修士 大山博行

不妊症の治療に、東洋医学の二大方法論を併用する。
現在一番気になる症状を取り除く、「標治療法」と、患者さんの悪い体質を改善する「本治療法」を併用して効果を上げる

東洋医学、特に漢方薬の効き目は穏やかで、効果が出るまで時間がかかるというイメージがあるが、鍼灸治療を併用すれば、症状を素早く改善させることも可能である。
つまり、漢方薬と鍼灸治療を併用すれば「即効性」を期待できる。ここが、古くから「漢方薬と鍼灸は、東洋医学の車の両輪」と言われ続けた由縁である。
東洋医学の手法(漢方薬・鍼灸治療)には、前述した二面性が存在する。
この二面性をうまく取り入れた治療方法論、治療方針を確立することが一番重要であり、術者の技量、つまり腕の見せ所となる。
すなわち、患者さんの現在一番気になる症状を取り除く「標治療法」と、患者さんの悪い体質を根本から変える「本治療法」の二つである。
標治方法論のための漢方処方、鍼灸経穴は、素早く効くが、本治方法論には数週間から数カ月かかることもある。
東洋医学の基本を簡単に説明すれば、現在のもっともつらい症状を標治法を用いて楽にしながら、本治法を併用して、
ホルモン、自律神経、代謝、免疫の乱れたバランスを整え、子供ができにくい体質(不妊症体質)を根本から変えていく。
これが、東洋医学の醍醐味である。もっとも優れた方法論と言える。



病院でできる不妊治療以外にも、東洋医学(漢方薬・鍼灸)でできる効果的な治療法があります。
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特集:卵巣の病気

「卵巣のう腫」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大

「卵巣のう腫」=ほとんどが良性であるが、適切な治療をすること、ほっておくのはよくない。
卵巣のう腫は、自覚症状がないが、のう腫が大きくなってくると、
①下腹部に、ふくれた感じがある
②腰痛がある
③下腹部に激しい痛みを感じることがある
嚢腫が「こぶし大」くらいになるまで、自覚症状がない。
卵巣のう腫は健康診断でみつかることがほとんど、

卵巣嚢腫の特徴
卵巣はアーモンド大から親指大くらいの臓器で、左右にひとつずつある。
卵巣のう腫は、この卵巣に液体状の成分がたまって風船のようにはれる病気。
卵巣のう腫は、3種類ある。
①「漿液性のう胞腺腫」、②「粘液性のう胞腺腫」、③「皮様のう腫」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
①漿液性のう胞腺腫=もっとも多い=卵巣にできる膿瘍の約25%がこれ。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
のう腫は袋のような形のものがひとつひとつできる場合と、いくつもの袋がブドウの房のようにできる場合がある。
袋の中にたまるのは薄い黄色の透明な液で水のようにサラッとしている。
どの年代の女性にもできる可能性はあるが、20代の女性に多くみられる。
卵巣の両側に発生し、袋は楕円形や円形で大きなものでは成人の頭くらいになる。
自覚症状がないため、かなり大きくなるまで、気づかないケースが多いが、膿腫の茎の部分がねじれると、下腹部に激しい痛みを感じる。
②粘液性のう胞腺腫=片側の卵巣だけにできることが多く、更年期以降の女性に多い。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
放っておくと、どんどん大きくなり、腹腔全体にまで膨れ上がることもある。
袋の中身は白色や黄色、褐色の粘りのある液体。
まれに袋が破れて粘液が腹腔内にあふれでて、腹腔内の臓器に癒着を起こすことがある(腹膜儀粘液腫)。
③皮様膿腫=成熟期の女性に多く、片側にできることが多い=まれに両側にできる。 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
袋のなかには髪の毛や歯、骨、筋肉などが含まれている。
妊娠にともなってできることもあり、妊娠中に見つかることも多い。
卵巣膿腫は、ほとんどが良性であるが、悪性に変化することもある。
膿腫が大きくなってくると、臓器を圧迫=頻尿(膀胱や尿管の圧迫)や便秘(腸の圧迫)が起きる。
また、不正出血があったり、おりものが水っぽくなったりする。
茎捻転が起きた場合は緊急事態=下腹部の激しい痛み、吐き気や出血、意識不明に陥ることもある。
茎捻転が起きるのは膿腫が5~7センチ程度に育ってからが多い。

卵巣嚢腫の治療法 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
膿腫が小さい間は経過をみる。
手術が行われるのは通常5センチ以上の大きさになってから。
手術には、開腹手術と腹腔鏡手術がある。
病巣だけを摘出する「のう腫核出術」と、のう腫ができている卵巣を全部摘出する卵巣摘出術がある。
(卵巣は2つあるので、一方を摘出しても、一応、妊娠・出産には問題はないが、後遺症はある。

卵巣膿腫の診断=内診やエコー検査などを行う。
のう腫ができていることを告げられたら、のう腫の大きさ、どの位置にできているのか、
手術が必要か(また、将来、必要になる可能性はあるのか)、
手術する場合=病巣以外にどの程度卵巣を摘出するのか=妊娠への影響はどうなのか

 

「卵巣チョコレート膿腫」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大

「卵巣チョコレート膿腫(子宮内膜症の一種)」=多いのは20代から30代
卵巣チョコレート膿腫の症状
①生理中以外にも下腹部に強い痛みが続いている
②腰痛に悩まされている
③セックスのときに下腹部に痛みがある
④不正出血がある
⑤排便のときに痛みを感じる
卵巣チョコレート膿腫ではこれらの症状があらわれます。多いのは20代から30代です。

卵巣チョコレート膿腫の特徴
卵巣は、盛んに女性ホルモンを分泌して、激しく変化を繰り返す臓器。
そのため腫瘍もできやすく、病気の種類も多い。
卵巣チョコレート膿腫=子宮内膜症の一種=卵巣の中に子宮内膜ができる。
卵巣に子宮内膜ができると、その部分の袋の中に血液がたまり、どろどろの血液でいっぱいになる。
その血液の状態が、チョコレートに似ていることから、この名前がある。
子宮以外の部分に、子宮内膜ができる原因は不明。
卵巣チョコレート膿腫は、食生活などの生活環境の変化にともなって増えている傾向がある。
環境変化が、どこかで影響しているのは間違いない。
初経年齢が低くなり、出産年齢が高くなった=女性の体のなかで、女性ホルモンが長期間働くようになったことも関係がある。

卵巣チョコレート膿腫ができた卵巣は腫れあがり、周囲の臓器を圧迫し、臓器に癒着をおこす。
上記症状がでるのはそのためである。
膿腫が小さいうちは自覚症状なし=子宮ガン検診などを受けた際に、たまたまみつかるというケースが多い。
膿腫が大きくなると、茎の部分が捻じれる茎捻転が起こりやすくなる。
吐き気と下腹部に激痛が起こりショック状態になり、さらに膿腫が大きくなると破裂が起こる。
溜まっていたチョコレート状の血液が腹腔内に溢れ出し激しい痛みに襲われる。
これらの場合は緊急手術が必要。
卵巣チョコレート膿腫は、卵巣を包み込む卵胞の成熟を妨げたり、卵管などに癒着して受精の妨げになることもある=不妊症の原因になる。

卵巣チョコレート膿腫の治療 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
卵巣は、体の奥にあるため、子宮や膣などのように簡単に組織を採取して病気の有無を調べるわけにはいかない。
診断には超音波検査(エコー)やMRI検査を使う=腫瘍マーカーの数値も参考になる。
卵巣チョコレート膿腫の治療には、ホルモン剤を投与して、一時的に生理がない状態をつくり、のう腫が大きくなるのを抑える=偽閉経療法
閉経状態にすることで膿腫を委縮させる効果を狙ったもの=のう腫が小さくなり消滅するほどの効果はない。
ホルモン剤は、点鼻薬か注射で投与されるが、副作用が強いため長期間の投与はできない。
通常、6か月間で終了し、少し休んでまた6カ月間続けることを繰り返す。
卵巣チョコレート膿腫が大きくなるようなら外科手術を行う。
腹腔鏡を使う腹腔鏡下手術が主流=小さな穴をいくつか開けて、そこから腹腔鏡を挿入し病巣を取り去る。
摘出するのも卵巣全体ではなく、膿腫だけですむケースもある=将来の妊娠・出産への希望も持てる。
卵巣チョコレート膿腫の大きさや位置、状態によっては開腹手術で卵巣を摘出するケースもある。
エコーを見ながら膿腫に穴を開け、膿腫の中身を抜いて、そこにアルコールを注入する方法もある。
アルコールで、卵巣チョコレート膿腫を作る細胞を働かなくしてしまう方法=入院の必要なし=
卵巣チョコレート膿腫の中身の状態によって処置の時間が異なる=ドロドロの具体が強ければそれだけ時間がかかる。

妊娠・出産の可能性について、ホルモン剤の副作用、手術の方法について確認しておく。




「卵巣腫瘍」 → 調合漢方薬服用可能

卵巣腫瘍=繊細な臓器なので病状もさまざまある=「卵巣のう腫」や「卵巣チョコレート膿腫」も卵巣腫瘍の一種。
卵巣腫瘍の症状
①下腹部に膨れた感じがある。
②腰痛がある。
③下腹部に激しい痛みを感じる。

卵巣腫瘍の種類
①卵巣のう腫のように袋の中に液体状のものがたまる
②硬いこぶのようなものができる=「充実性腫瘍」=良性、中間型、悪性に分かれる。

卵巣腫瘍の特徴
充実性腫瘍は、卵巣腫瘍の1割程度で、残りの90%は卵巣膿腫。
充実性腫瘍
①良性=繊維腫、莢膜細胞腫、類副腎腫、②中間型では男化腫瘍、顆粒膜細胞腫、未分化胚細胞腫、③悪性では卵巣がん、肉腫、繊毛上皮腫などが代表的な病気。

良性卵巣腫瘍 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
①卵巣繊維腫=更年期以降の女性に多くみられる=腫瘍はゆるやかに大きくなっていく=70%くらいで胸水が発生する=マイグス症候群=繊維腫を取り除けば胸水もなくなる。
②莢膜細胞腫=30代から更年期以降の女性に多くみられる=腫瘍から卵胞ホルモンが分泌される=そのため閉経後でも不正出血があったりする=胸水や腹水がみられる。
③類副腎腫=30代の女性に多い=副腎皮質の組織が、卵巣のなかに入り込んでしまう=腫瘍からは男性ホルモン(アムドロジェン)が分泌される=体に男性化現象が起こる
=生理不順、声が低くなる、多毛、クリトリスの肥大、不妊=女性の特徴が失われていく=腫瘍を切除すれば男性化現象もなくなる。
この3つの腫瘍は良性なので、適切な治療を受ければ完治する。

中間型卵巣腫瘍 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
①男化腫瘍=文字通り、腫瘍から男性ホルモンが分泌され、男性的になっていく病気。
成熟期前半の女性に多く、2割くらいは悪性腫瘍の場合がある。
②顆粒膜細胞腫=幅広い年代の女性にみられ、腫瘍からは卵胞ホルモンが分泌される。
低年齢でこの腫瘍ができると、初経の時期が早まったり、乳房が膨らんでくるなどの現象がおこる。
ごくまれに、この腫瘍のために幼稚園児に生理がはじまったというケースもある。
成熟期の女性では、不正出血があり、閉経後の女性も出血することがある。
③未分化胚細胞腫=若い女性に多く、8割くらいは20代前半の女性に起こる=卵巣の発育が悪い女性に起こりやすくい
=腫瘍はどんどん大きくなっていき、悪性化する可能性も高い。

悪性卵巣腫瘍 → 調合漢方薬服用可能
①卵巣がん 治療法=腫瘍の種類、進行状態(大きさ)、腫瘍の位置などによって変わる。
病状が進み、腫瘍が大きくなっている場合は外科手術になる。
卵巣腫瘍の場合は、良性腫瘍と悪性腫瘍に分けて考える
良性腫瘍の「卵巣膿腫」は、手術前に、悪性腫瘍(ガン癌)でないことを100%確認できないため開腹手術になる場合が多い。
卵巣膿腫より充実性腫瘍のほうが悪性である可能性が高い。
腹腔鏡下手術と卵巣の全摘出手術がある。
腹腔鏡下手術=お腹の中で主要部分をいくつかの断片に分けて取り出す。
良性の腫瘍であれば問題のない手術であるが、悪性の場合は断片に分けることによってがん細胞が飛び散るリスクが高い。
そのため、腫瘍摘出には、確実な開腹手術が選択されることが多い。
充実性腫瘍の種類は多種多様=できているのがどの腫瘍で、どんな症状を引き起こすのか、選択する手術の確実性と、術後に何か変化があるのか、など、
病気を正確に知るための情報を集める。



「卵管炎・卵巣炎」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大

卵管炎・卵巣炎=発熱をともなう下腹部の痛みがある
卵管炎・卵巣炎の症状
①痛みに発熱が伴っている。
急に、下腹部に激痛が起こるときは、卵管炎である可能性が高い。
卵管炎では40度近い高熱が出て、下腹部が激しく痛む。
その時点で、婦人科の専門医の診断を受ける。

卵管炎・卵巣炎の特徴
①卵管炎は、クラミジアや淋菌、大腸菌などに感染して卵管が炎症を起こす病気。
原因は、セックスや人口中絶、自然流産、出産などのさいに膣がそれらの菌に感染し、子宮から卵管へと侵入すると起こる。
また、コンドームやタンポンの出し忘れが原因になる場合もある。
急性症状として、下腹部の痛みと発熱がある。症状が進むと、おりものが増え、子宮からの出血がみられる。
嘔吐や冷や汗がでる。慢性化することも多く、急性卵管炎の1/4は、慢性化する。
セックスの度に痛みを感じる、下腹部が痛む、腰痛、生理痛などが慢性化したら卵管炎の慢性化の可能性大。
急性にくらべて程度は軽いが、卵管の中の粘膜が肥厚したり、組織に癒着が起こるため、卵管が狭くなってしまう。
さらに進行すれば、「卵管水腫」に発展しかねない。慢性化した段階で、不妊症や子宮外妊娠の原因になる。
②卵巣炎=炎症が進行して卵巣にまで広がったもの。
卵管は炎症を起こしやすいが、卵巣は炎症には強く単独の卵巣炎はごくまれ。
卵巣炎は、卵管炎に合併して起こることが多い=両者が併発した状態を、「子宮付属器炎」と呼ぶ。

卵管は、射精された精子をキャッチしてその内部で受精させ、受精卵を子宮内に運ぶ重要な役目を担っている器官。
生命の誕生に関わる重要な機能を失う病気が卵管炎なので、初期症状を見逃さず、素早い対応をしてください。

卵管炎・卵巣炎の治療 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
炎症を鎮めるために抗生物質を投与する。
原因になっている菌を確かめ、それにあった抗生物質を投与する。
急性のうちに、できるだけ早く治療を開始し、完全に治してしまうこと。
治療が不完全で、慢性化してしまうと、抗生物質の効き目も悪くなり、やがては卵管水腫となって手術以外に方法がなくなる。
抗生物質の投与中は安静にすること。

慢性化した卵管炎では症状は軽いが、何かの要因で症状がぶり返すことがある。
激しい運動やセックスがその引き金になることもある。


「卵管水腫」 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大

卵管水腫=卵管炎を患った結果起こる病気
卵管水腫の症状
下腹部の痛みは、卵管水腫にともなう症状で一番多い。
①原因のわからない発熱がある。
②膿のようなおりものが出る。
③おりものに血液が混じる。
卵管水腫は、それ自体がいきなり発生しない=卵管炎を患った結果としてかかる病気。

卵管水腫の特徴
卵管炎は、クラミジアや淋病などの感染によって起こるが、その段階で治療せず、炎症が慢性化してしまうと、
卵管内の粘液が癒着を起こし卵管の一部が閉塞してしまう=そのような状態になった卵管に水のような分泌物がたまるのが卵管水腫。
下腹部に差し込むような痛みがあるのが典型的な症状。
卵管が閉じ、水(のようなもの)がたまっているわけで、卵管の働きは阻害され、不妊症になる。
卵管に膿がたまる場合は、「卵管膿腫」という。

卵管水腫の検査
卵管水腫の診断は、MRI検査、腹腔鏡検査がある。
おへその下から直径5ミリ程度のスコープ(腹腔鏡)を入れて、子宮や卵管の状態、癒着の状態をみる
卵管水腫、卵管膿腫があれば確実にわかる。

卵管水腫の治療 → 調合漢方薬服用可能、鍼灸治療併用可能→効果大
腹腔鏡を使って閉じている卵管を通す処置が行われる。
改善が期待できないときは、水腫(膿腫)を切除する外科手術を行う。



「卵巣出血」

卵巣出血=排卵がある女性は、誰でも起こる可能性がある。
卵巣出血の症状=生理の時以外に、下腹部に強い痛みを感じる場合は、卵巣出血も考えられる。
①痛みは排卵の時期に起こる。
生理が順調な女性は、生理が始まってから14日頃に排卵が起こる=下腹部の痛みが、その時期と重なっているなら、卵巣出血の疑いがある。
卵巣出血の特徴
卵子が卵巣から膣腔内に飛び出すのが排卵。
生理が終わる頃から、女性の体は、卵胞ホルモンであるエストロゲンの分泌量が増える=その結果、子宮内膜の壁が厚くなる。
排卵の直前に、エストロゲンの分泌量は、もっとも多くなり、それに合わせるように排卵に必要な黄体形成ホルモンが分泌され、排卵がおきる。
その後、卵子は、卵管にキャッチされるが、卵子を膣腔内に送り出した卵巣は、必ず傷がつく。
小さい傷で、出血も少量なら、まったく問題ないが、出血量が多い場合、それが腹膜を圧迫して下腹部痛を引き起こす=卵巣出血
痛みは、猛烈で、出血量が多い場合はショック状態を起こす。
なぜ、卵巣出血が起こるのか、その原因は不明。
そう多い病気ではないが、排卵がある女性には、誰でも起こる可能性はある。

卵巣出血の治療方法
対症療法として、止血剤や鎮痛剤を投与する。
排卵は、毎回あるので、毎回卵巣を傷つけることになる、そこで排卵を抑えるピルが使われることもある。
ピルの服用で排卵がなくなれば、卵巣を傷つけることもなくなり、出血による下腹部の痛みからも解放される。
妊娠を望んでいる場合は、ピルは使えない。
当面、妊娠の予定がない女性には、かなり有効、避妊と下腹部痛の解消が同時に行えるので一石二鳥ともいえる。
ピルは、排卵に関係してる卵胞ホルモンと黄体ホルモンが合成されている。
ピルを服用すれば、脳は、この二つのホルモンが十分に足りていると判断して、ホルモンを出す指令を出さなくなる
=そこで卵巣は排卵に必要なホルモンを分泌せず、排卵が起こらなくなる。
ピルには副作用がある=実際に、副作用が気になる人も多い。
ピルは含有する卵胞ホルモンの濃度によって高用量ピル、中用量ピル、低用量ピルに分類される。
排卵抑制のために使われるのは、低用量ピルで、副作用の心配は少ない。
1日15本以上たばこを吸う人、極度の肥満の人、乳がんや子宮がんのある人、高血圧や肝臓に病気のある人は、ピルが投与できない。
ピルは、毎日1錠ずつ、21錠服用して、その後、7日間は何も飲まないタイプと、
21錠飲んだあと、7日間は偽薬(プラセボ=何も成分が入っていないもの)を飲むタイプがある。
出血量が多く、痛みに耐えられない場合は、外科手術を行う。
手術は、状態によって血のかたまりを取り除いたり、卵巣の一部を切除したりする。
下腹部の激しい痛みが起こるのは卵巣出血だけではない=卵巣膿腫、子宮内膜症、卵管炎、子宮外妊娠といった病気も、下腹部痛をともなう。
卵巣出血以外の病気の可能性について、専門医に確認すること。
卵巣出血の手術を受けたのに、痛みがぶり返し、今度は子宮内膜症と診断されたという患者さんもいる。



「子宮癌」

子宮癌 = 生理は終わったはずなのに出血する。
①セックスのときに出血する。
②生理、セックスのとき以外にも出血する。
③おりものの量に変化がある。
④生理がいつもより多く、長引く。
これらが子宮ガンの兆候としてあらわれる場合がある。
 → 調合漢方薬服用可能

子宮癌=病気の特徴=子宮ガンは、2種類ある = ①子宮頸ガン、②子宮体ガン。

①子宮頸癌は、子宮と膣の境目(外子宮口)のあたりに発生するガン。 → 調合漢方薬服用可能
子宮ガンのほぼ90%が、子宮頸がん=原因は、「ヒトパピローマウイルス」
「ヒトパピローマウイルス」は、ペニスの恥垢や分泌液の中にいてセックスによって感染する。
また、出産回数が多い、子宮膣部びらんがある、子宮頸管炎を起こしている場合も、子宮頸がんになりやすい。
セックスする相手が包茎ということなら、恥垢がたまりやすいため感染率も高まる。
つまり、子宮頸ガンは、性感染するウイルスが原因のひとつ。
若いころからセックス経験が多い女性は、かかるリスクは高くなる。
子宮頸癌は、初期の自覚症状は、ほとんどないが、ただ、不正出血がある。
セックスのあとに出血する、生理が終わったのに、また出血する。
生理以外の出血があった場合は注意が必要。
血液の量は、さまざまで、多いことも少ないこともある。
色も、鮮血だったり、褐色だったり、個人差がある。
癌が進行すると、悪臭のある茶褐色のおりものが増える。下腹部に痛みを感じる。排尿が困難になる。
子宮頸癌は、どの年代の女性にもみられる。
30歳くらいから増え、40代、50代がピークになる。
子宮頸癌の前段階である「異形上皮細胞」は、10代、20代の女性からもみつかっている。

②子宮体癌=子宮内膜がんとも呼ばれ、子宮の内側にある子宮内膜にできるガン。 → 調合漢方薬服用可能
原因は、食生活の影響=動物性脂肪をたくさん食べる食傾向の地域に発生率が高い=食生活の欧米化に伴い、子宮体ガンも増えている。
女性ホルモンのひとつであるエストロゲンがガンの発生に関わっている=顕著な晩婚傾向、少子化傾向=子宮体ガンの増加の原因のひとつになる。
子宮体ガンも生理以外の不正出血が初期症状といえる。
セックス時や排尿時の痛み、骨盤周辺の痛みなどもあらわれる。
子宮体癌にもっともかかりやすいのは50代から60代の閉経期を迎えたあたりの女性。
子宮体ガンは、肥満、高血圧、糖尿病がある女性に多い。 → 調合漢方薬服用可能

子宮癌の検査
①子宮頸ガンの検査は、通常、膣のなかに綿棒やヘラのようなものを入れてこすり、
細胞を採取して顕微鏡でガン細胞の有無を調べる=「細胞診」=短時間ですみ、痛みもない。
検査前に膣をきれいに洗いすぎると分泌物がうまく採取できず正確な判定ができないので、ごくふつうの状態で検査に臨む。
この検査で疑わしいという結果が出た場合は、その部位の組織をとってさらに詳しい検査を行う=「組織診」
②子宮体ガンの検査は、専用の器具を子宮の奥に入れて子宮内膜の一部を採取して行う=多少の痛みや検査後の出血がみられる
細胞診で疑わしい結果が出たときは組織診が行われる。痛みを伴うため、麻酔をかけて組織を削り取る。
子宮頸癌の検査で子宮体癌が発見される場合はほとんどない。発症ルートが違うので、検査を受ける場合は別々に受ける必要がある。

子宮癌の治療方法。 → 調合漢方薬服用可能

①子宮頸癌の治療は、ガンの進行段階によって異なる。。 → 調合漢方薬服用可能
子宮頸がんの進行段階、ステージ(病期)
0期…早期のガン。子宮頸部の上皮内だけにガンが認められる。
1期…子宮頸部だけにガンがあり、ほかには広がっていない。
2期…子宮頸部以外にもガンが広がっているが、骨盤壁、膣壁の下3分の1には達していない。
3期…ガンが骨盤壁まで達し、ガンと骨盤壁の間にはガン以外の組織がない。あるいは膣壁浸潤が下方向に3分の1を超えている。
4期…ガンが小骨盤腔を超えて広がっている。あるいは膀胱、直腸の粘膜にも広がっている。

子宮頸がんの治療方法。 → 調合漢方薬服用可能
外科療法、放射線療法、抗がん剤による化学療法の3つがある。
ステージが、進むにしたがって、治療も困難になる。
早期発見ができれば、レーザー光線で病巣だけを取り除く方法で完全治癒可能。=妊娠、出産も可能。
国立がんセンターのデータでは、0期では治療後の再発の例はない。
5年生存率は1期が92.1%、2期73.1%、3期49.2%、4期20.4%となっている。

②子宮体がんの治療方法。 → 調合漢方薬服用可能
外科療法、放射線療法、化学療法、ホルモン療法の4つがある。
子宮体がんの進行段階、ステージ(病期)
0期…子宮内膜に正常細胞とは異なった「異型細胞」が増えている。
1期…子宮体部分にだけガン細胞が認められる。
2期…ガンが子宮体部を超えて子宮頸部にまで広がっている。
3期…ガンは子宮外に広がっているが、骨盤を超えて外には広がっていない。あるいは骨盤内、大動脈周囲のリンパ節に転移が認められる。
4期…ガンが骨盤を超えて他の部分に広がっている。あるいは膀胱、腸の内腔に入り込んでいる。
5年生存率は1期92.2%、2期88.5%、3期70.2%、4期16.7%となっている。
0期で、子宮全摘した患者さんの手術後の再発はない。(国立がんセンター調べ)



子宮癌=注意事項。 → 調合漢方薬服用可能
子宮頸ガン、子宮体ガンでは、進行段階によって治療方法も手術方法も異なる。
まず、手術前、手術後に放射線療法、抗がん剤による化学療法と組み合わせることが多い。
それぞれの「癌(ガン)」の状態と照らし合わせながら、医師から説明を受け、最良の方法を選択する。
がんの治療では、手術の痛みに加え、放射線療法や化学療法による副作用の苦痛、苦悩がある。避けて通れない道になる。
手術後の生活上の注意点、副作用について、納得がいくまで、しっかり説明を受けておくこと。
子宮ガンの検査は、会社で行う「子宮ガン検診」なら無料。
それ以外は、市町村単位で行うガン検診を受ける。
自治体が行うものは年齢制限(子宮頸ガンは30歳以上、子宮体ガンは自治体によって異なる)がある。

子宮癌の検査
①超音波検査=「エコー」と呼ばれる検査。プローブという検査器を用いて、
おなかの上からあてる経腹エコーと、膣の中に入れてみる経腟エコーの2種類がある。
筋腫の位置や大きさ、だいたいの数がわかる
子宮の大きさ、内膜症の位置や癒着の状態、卵巣や卵管の病巣、子宮ガンの識別もできる。
②MRI 検査=磁気を使って、縦横斜めから体の内部の断面像を写真撮影してみる検査。
子宮内膜症、子宮筋腫、卵巣の病巣が、超音波検査やX線をあててみるCTより鮮明にわかるのが特徴。
内膜症が子宮の筋層にできる腺筋症の色別にすぐれている。
③腹腔鏡検査
子宮内膜症は超音波検査やMRI 検査でもある程度のことはわかるが、
確定診断するにはおなかを開腹して調べるか、腹腔鏡で病巣を採取して調べるかのどちらかの検査が必要になる。
不妊治療でも、しばしばこの検査が行われる。
腹腔鏡検査は、全身麻酔でおなかに小さな穴を開け、腹腔鏡という先端にレンズのついた内視鏡(ファイバースコープ)を挿入し、
カメラが映し出す内部をモニター画面をみながら病巣を調べる。
腹腔鏡は、直径5~10ミリ。 細いものでは、2~3ミリ程度のものがある。
腹腔鏡下手術も同じ方法で、手術に必要な器具を挿入して行う。

漢方健康相談のお問い合わせは、:大山漢方堂薬局 0283-22-1574(イゴ・不安・ナシ)

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特集:がん関連健康食品、栄養補助食品の解説

漢方専門 大山漢方堂薬局 厳選、
がん関連健康食品、栄養補助食品

栄養補助食品(サプリメント、健康食品)には、健康をサポートする力が認められているものも多く、私たちの暮らしに定着しています。
ただし医薬品ではないため、体質などによって効果には個人差があります。

顕著に効いてくる人もいれば、ほとんど効果がみられない人もいるようです。
また人気商品にはたくさんの類似品もありますから、よく見極めて利用するとよいでしょう。

「患者様の症状、体質、病態に、よく適合した、より効果的な、抗がん活性を持つ漢方薬
(生薬、薬草、薬用動植物、健康食品)を、調合致します。」
「まずは、お電話ください。 0283-22-1574(大山漢方で、イゴ(不安)ナシ)」



がんと「冬虫夏草」
 虫に寄生するキノコで麦角菌に属する。薬効が高いのはコウモリガの幼虫に寄生したもの。
 養分で菌糸の固まりが育ち、やがて虫の体を突き破って土中からキノコの子実体が芽を出す。
 18種類のアミノ酸をはじめ、ミネラル、ビタミンなどが豊富で免疫機能を上げる。

がんと「霊芝、鹿角霊芝」
 マンネンタケ科に属するキノコの一種で、学名はマンネンタケ。
 中国では生薬として使用されてきた歴史があり、免疫力を上げる効果が高いという。
 抗腫瘍作用や抗アレルギー作用、抗炎症作用などがあり生活習慣病などに有効ともいわれる。

がんと「白金・パラジウムナノコロイド」
 強力な活性酸素消去作用を持つ。この作用は、特定の臓器や器官に限られず、速やかな正常化作用があるので、
 活性酸素が関わる病態の全身的な正常化を図れるのが特徴とされている。

がんと「FK-23(エンテロコッカスフェカリス菌)」
 腸管免疫活性を高めて、抗腫瘍効果を発揮すること、抗ガン剤の副作用を軽減することが知られている。
 FK-23は、弱った免疫力を高める事で、ガンを予防したり、できた腫瘍を小さくします。
 現在使用されている抗ガン剤は、ガン細胞を破壊する力も強力ですが、正常な細胞まで破壊し、
 その結果身体に様々な障害が現れます FK-23は、細胞の障害を抑え、抗ガン剤に見られる副作用を軽減します。

がんと「アガリクス」
 ブラジル郊外の山中を原産とする担子菌類(キノコ)で、学名が「アガリクス・プラゼイ・ムリル」、和名をヒメマツタケという。
 成分中には免疫細胞を活性化したり、抗腫瘍作用を持つといわれるβ-D-グルカンなどの高分子多糖類が豊富に含まれる。

がんと「メシマコブ」
 タバコウロコタケ科でキコブタケの仲間に属する多年生のキノコ。
 学名をフェリナス・リンテウスといいサルノコシカケの一種でもある。
 漢方の生薬として知られ、抗腫瘍作用や増殖抑制効果があるとされている。

がんと「AHCC」
 正式には「アクティブヘミセルロースコンパウンド」といい、複数のキノコ(担子菌類)の菌糸体から抽出された物質。
 主成分は低分子で吸収しやすくしたβ-グルカンで、免疫治療法の補助など、医療現場でも取り入れられている。

がんと「フコダイン」
 昆布や芽カブなどの海藻成分に含まれるヌルヌルしたぬめり成分のひとつ。
 抗腫瘍効果や抗ウイルス効果、免疫力強化作用などが認められる多糖類の一種で、ミネラル分も豊富といわれている。

がんと「チャーガ(カバノアナタケ、シベリア霊芝)」
 白樺に寄生するキノコで、サルノコシカケの一種。
 別名をカバノアタナケともいう。 ロシアでは薬用酒として飲用していた。
 抗酸化作用に優れ、制がん作用の高いβ-D-グルカンも豊富に含まれる。
 免疫力が高まることなどから研究が進んでいる。

がんと「プロポリス」
 ミツバチの巣から採られる成分で、樹液とミツバチ自身の分泌物で作られた天然の抗菌物質といわれるもの。
 抗菌、抗炎症作用で知られており、ヨーロッパでは古くから抵抗力を高める生薬として使用されていた。

がんと「サメ軟骨」
 フカヒレなどから抽出される成分で、たんぱく質の含有量が高く、細胞の活性を助けるムコ多糖体も豊富に含まれている。
 コラーゲン、グルコサミン、アルギニン酸、カルシウム、各種ビタミン類が多く、
 血管新生(がん細胞が栄養を得るため血管を新しくつくること)を抑制する効果が認められている。

がんと「雲南田七」
 中国の雲南省に育つウコギ科の多年生植物、田七人参が原料。
 収穫に7年かかるといわれ、中国では生薬として珍重されている。
 活性酸素を抑制し、血液を浄化したり、免疫力を高めるなどの作用で注目されている。

がんと「高麗人参」
 ウコギ科の植物で、オタネニンジンの根を乾燥させたもの。 別名を朝鮮人参という。
 人参サポニンという薬理効果の高い成分が含まれているため、古くから生薬として用いられてきた。
 自然治癒力を高める作用で心身の疲労から内臓機能の低下などにもよいとされる。



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大特集:悪性新生物(癌の種類を知る !!!)

がんにならないために(がんの予防)

がんは、日本人の死亡原因の第一位です。

2000年(平成12年)には、がんによる死亡者数が全体の3割を超えました(30.7%)。
つまり、3人に1人が、がんで死ぬ時代を、私たちは生きているのです。
しかし、その一方で、がんは不治の病ではなく、完治させることができる病気になってきています。
生活習慣を改め、検診で早期発見を徹底すれば、少しも恐れることはないのです。
そのためには、がんの本当の怖さと正しい撃退法をしっかりとつかむことです。
そして一人残らずがんを克服してほしいと思います。

がんの特質と対処法

1) がんはさまざまな臓器に発生する。
2) 発生する体の場所(部位)により、まったく異なった病変を示す。
3) それに伴い検査法や治療法も大きく変わる。
4) 「がん」という漠然とした認識では、がんに勝てない、
5) 「がん」は、部位別に、それぞれ正しく認識して、対処することが、一番重要。

がんの種類

①脳腫瘍: 頭蓋内にできる良性・悪性腫瘍の総称
②舌がん: 口の中のがんでは最も多い。10~20歳代の発生も
③咽頭がん: のどの奥から食道の入り口にできるがん
④喉頭がん: 声帯(声をだすところ)を中心に発生するのどのがん
⑤食道がん: 50~60歳代の男性に多く、酒、たばこが原因とされる
⑥乳がん: 脂肪摂取量の増加に伴って急増。20歳から要注意
⑦肺がん: 97年から死亡率で第1位になり、なお増加傾向に
⑧胃がん: 約60%は65歳以上。男性に多く、女性の3倍以上
⑨大腸がん: 食生活の欧米化などが原因で急激に増えている
⑩肝臓がん: 原因のほとんどがC型またはB型肝炎ウイルス
⑪胆道がん: 胆道(胆管や胆嚢など)にできるがんの総称
⑫すい臓がん: 自覚症状が出にくく、治療成績の悪いがんのひとつ
⑬甲状腺がん: 女性が男性の5~7倍。20~40歳代と、若い人に多い
⑭腎臓がん: 約80%は腎細胞がんで、その3分の2は男性に発症
⑮前立腺がん:  30年前に比べ7倍にも増加。80%以上が65歳以上
⑯膀胱がん: 約60%は65歳以上。男性に多く、女性の3倍以上
⑰子宮体がん: 未婚者、妊娠経験の少ない女性に多い
⑱子宮頸がん: 出産経験、性交渉の多い女性は要注意
⑲皮膚がん: 最も悪性度の高いメラノーマなど数種類がある
⑳骨肉腫: 骨のがんの中では最も発生数の多いがん

血液のがん: 白血球系細胞が無制限に増殖する白血病などがある

「最新のがんデータ」

①日本人の死亡原因の第1位
②現在は、3人に1人はがんで亡くなる時代。

本格的な高齢社会を迎えがん患者はますます増加の見通し

がんは1981年に脳卒中を抜いて日本人の死亡原因のワースト1になりました。
その後も、がんによる死亡率は他の原因を圧倒する勢いで増え続け、
いまや3人に1人はがんで死ぬ時代を迎えています。
こうした背景には、医療技術の発達などにより脳卒中や心臓病の死亡率が下がったこともありますが、
それらも含めて、日本人の平均寿命が急速に伸び、
簡単に言うと「がんにかかって死ぬまで長生きできるようになった」ことが挙げられます。
本格的な高齢社会を迎え、がんはこれからもますます増えていくことが確実です。

肺がんが死亡率のトップに 大腸がん、乳がんも急増

 部位別にみると、肺がんの増加が目立ちます。
肺がんは、1997年から胃がんを抜いて死亡率のトップに立ちました。
喫煙、大気汚染などの生活習慣と生活環境が肺がんの発症率を高めています。
次に、大腸がん、乳がんが急増しています。
動物性脂肪を多くとる食生活の欧米化が主な原因といわれています。
30~40歳代の若い人たちにも患者が急速に増えています。
がんは高齢者だけの病気では決してないのです。
また、胃がんも減少傾向にあるとはいえ、まだ死亡率は高く、軽視することはできません。



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漢方を現代病に活かす! 漢方専門 大山漢方堂薬局 附属大山鍼灸院
「最先端の鍼灸治療」 大山宗伯東洋医学記念館鍼灸治療室
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東洋医学(漢方薬・鍼灸・経絡ツボ療法) 不妊症の悩み、女性の悩み相談窓口

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「大特集:がんと漢方薬を考える」

抗がん漢方薬とは?

(Ⅰ) 漢方薬は、どのような場面で、現代のがん治療に活用されているのか?

第一に、がんの診断や治療においては、まず西洋医学を最優先すべきと考えます。
手術などで確実にがんを除去できる状態の時には、漢方薬や代替療法に、こだわるのは間違いと考えます。

それでは、漢方薬は、どのような場面で、現代のがん治療に活用されているのでしょうか?
また、漢方薬は、どのような時に役立つものなのでしょうか?

がんといっても、さまざまな種類、状態があります。ですから、確定的なコメントではありませんが、
初期のがんの場合→西洋医学を優先→外科手術でがん細胞組織を摘出する。
その後、体力回復や再発予防の目的で、漢方薬は、効果があり役立ちます。
1つのがんが発生した人間の体は、ほかのがんも発生しやすい状態にあると考えられます。
このようながん体質を改善する目的に、漢方薬は、有効で役立ちます。

外科手術によるがん細胞組織の摘出が困難で、化学療法や放射線療法しかできない場合。
漢方薬は、副作用の防止や体力回復の目的で、併用するほうが、併用しないより、よい効果、結果が得られます。
がん治療に耐えられる体をつくる、がん細胞に負けない体力をつけることは、西洋治療の効果を高めることにつながります。

また、抗がん剤の効果が、期待したほど得られない場合、抗がん剤に抵抗性を示す場合、適切な抗がん剤が選択できない場合、
副作用に耐えられず抗がん剤を、もうこれ以上投与できない場合には、抗がん活性、がん免疫を活性化する漢方生薬を混合した漢方薬、
抗がん活性の期待できる健康食品を服用してみるのも1つの選択肢と考えられます。

末期がんの患者さんで、もうこれ以上、西洋医学の治療(手術、抗がん剤、放射線治療)が困難な場合、通院、自宅待機の患者さんの場合には、
漢方薬を主体とした代替医療のほうが、生存期間を高めたり(延命)、生活の質(QOL)を改善することが、期待できます。

がん細胞の増殖をできる限り抑え、免疫力をできる限り活性化できれば、最大限に、がんとの共存を果たし、もう一歩進んで、
がんの縮小も期待できます。

がんを攻撃する方法のみを選択している場合は、たとえ末期に近い場合でも、最後まで化学療法を使って治療しようとします。
また、もうすでに体力の限界がきている高齢者の早期がんでも外科手術を行おうとします。
「悪いものは取り除かなければいけない」という考えに支配された選択主のみでいる場合、
反対に、体力を低下させて死を早める危険性もあるからです。
漢方薬の考え方と治療手段を知っていれば、もっとよい効果(延命、生活の質の向上、満足感)が期待できるはずです。

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(Ⅱ) 具体的に、どのようなときに漢方薬、健康食品を服用したらよいのか?

①がん細胞への攻撃(がん細胞と戦う)が、もはや必要ない状態のとき

→がんの再発予防、がん体質の改善

②侵襲的治療を行っているとき(がん細胞組織を切除、除去、消去)

→手術、抗がん剤、放射線治療等の副作用の予防、体力回復、効果増強

③がん細胞の攻撃を主眼とした西洋医学ではもはや望みがないとき

→体の自然治癒力や抗がん免疫力を主体とした漢方薬、健康食品への期待と服用
→がんとの共存、がんの退縮、QOLの改善


(Ⅲ) がんの患者さんが、漢方薬、健康食品を服用する目的を考える

①西洋医学のがん治療(手術、抗がん剤、放射線治療)に耐えられる、強い体を作る。

外科手術、抗がん剤、放射線療法などの効果が期待できる場合は、積極的に行うべきです。
これらの攻撃的な治療によって生じる体力や抵抗力の減弱を、漢方薬、健康食品を服用して、可能な限り防止し、
合併症の発症を回避し、体力回復をはかる目的で、漢方薬、健康食品の服用は、間違いなく有用と考えられます。
がん免疫の低下の防止や回復促進に有効な漢方薬(補剤)は、外科手術、抗がん剤、放射線治療などの攻撃的な治療の結果、
引き起こされる種々の副作用を防止する。あるいは軽減することが可能です。
また、感染に対する抵抗力を高めて日和見感染(免疫力や抵抗力が低下したときに細菌やウイルスに感染すること)を予防することも可能です。
がんの患者さんの栄養状態やがん免疫力が高いと、西洋医学の抗がん剤もよく利きます。
がんの患者さんの体全体の自然治癒力を高めることは、西洋医学のがん治療に耐える体をつくり、治療効果を高めることにつながります。

②生体防御機能を調節することにより、がん患者さんのQOL(生活の質、満足度)を高める

体の異常、ホルモン、自律神経、代謝のバランスの乱れを調整することにより、
全身状態の改善やQOL(生活の質、生命の質)を高めることが可能です。
さらに、漢方薬は、体力を弱めることなく、副作用もなく、痛み、食欲不振、倦怠感など、
がん患者さんのさまざまな症状の改善に有用です。

③がん患者さんの抗がん剤治療や放射線療法の効果を高める

がん患者さんのがん細胞組織を直接、完全に取り除くためには、西洋医学の治療方法がベストです。
漢方薬の有用性は、抗がん剤、放射線療法あるいは外科手術による、がん患者さんの生体機能の障害を防止、矯正することにより、
これらの治療効果を高めることが期待できます。
漢方薬の駆於血剤を調合し、がんの患者さんに服用してもらうと、血行改善による治療効果の増強が期待できます。
また、ある種の生薬には、がん細胞の悪性度や増殖速度を抑えたり、アポトーシス(細胞死)を起こさせる作用なども確認されています。

④がん患者さんの、がんになりやすい体質を、がんになりにくい体質へ変化させる

がんが一度体にできた患者さんは、できていない患者さんにくらべて、がんになりやすい体質といえます。
このような患者さんは、たとえ1つのがんを克服しても、またすぐ別のがんが発生するようでは、元も子もありません。
体ががんになりやすい状態では、再発や転移も起こりやすくなっています。
がん免疫や生体防御機能の低下、炎症やフリーラジカル(活性酸素)の発生は、がんの発生や再発のリスクを高めます。
つまり、がんになりやすい体質傾向を誘発します。
漢方薬(補剤)による免疫増強作用や、漢方薬(清熱剤・駆於血剤)による抗炎症作用、
組織の血行を改善する作用、ラジカル消去作用などは、がんの発生予防や再発予防の目的に効果が期待できます。



(Ⅳ) 抗がん剤と漢方薬、健康食品併用のメリットを考える

実は、最近、がん患者さんの死亡原因のうち、がんそのものの要因ではなく、
明らかに抗がん剤や外科手術などの副作用が死に密接に関連しているものが、かなりみうけられています。
西洋医学の放射線、抗がん剤治療は、がん細胞を抑制、殺傷しますが、同時に正常な細胞までをも傷害します。
がん患者さんに対する放射線、抗がん剤投与による副作用は、非常にやっかいな問題であり、治療効果にも大きく影響しています。

抗がん剤の多くは骨髄に影響を与え、体を守る白血球などをつくる働きを低下させるため、感染症にかかりやすくなります。
そのため抗がん剤投与を受けている患者さんは、繰り返し、何度も、白血球の数が測定され、数が少なくなりすぎた場合には、
次の治療が延期されるか、薬剤の投与量が減らされます。
また、抗がん剤は、消化管の粘膜を障害して下痢を起こしたり、食欲を低下させます。
さらに、肝臓や腎臓の機能を障害することもあります。
がんの患者さんが、がんを治療するために抗がん剤を服用して、また、服用した抗がん剤の副作用を治療する新薬を、さらに服用する。
というような、悪循環も存在しています。この薬は、抗がん剤の副作用を減らしますが、肝心の患者さんが生きていくための体力や抵抗力の低下を
防止するという点では、まだ、まだ、十分ではなく、この点において、副作用なく、体力、抵抗力をつけていく漢方薬は、西洋薬に勝っています。

近年、多くの研究報告により、漢方薬(特に補剤)と抗がん剤を併用すると、抗がん剤の副作用を軽減し、患者の免疫力を低下させることなく、
所定の濃度と期間、抗がん剤を投与できる。ことがあきらかとなってきています。
日本における多くの臨床的研究において、抗がん剤投与や放射線療法のみの場合にくらべて、
同時に漢方薬を併用した場合、治療の有効率が高くなること、副作用が軽減すること、がん患者さんのQOL(生活の質、満足感)が、
あがることにおいて、優れていることが確認されています。


(Ⅴ) がんの患者さんに有用と考えられる生薬

①補益薬(体力や抵抗力を増す生薬)
補気、健脾薬(消化吸収を高めて元気をつける生薬)  人参、黄耆、白朮、蒼朮、山薬、甘草、大棗、膠飴、粳米、茯苓など
補陽薬(体をあたためて新陳代謝を高める生薬)  附子、桂皮、乾姜、杜仲、蛇床子、淫羊かく、丁子、山椒など
補血薬(貧血や栄養不良を改善して抵抗力を高める生薬)  当帰、芍薬、熟地黄、何首烏、阿膠、枸杞子、竜眼肉、遠志、酸棗仁、小麦、鶏血藤など
滋陰、生津薬(体液を生成し体のうるおいを増す生薬)  麦門冬、天門冬、加楼根、山茱萸、五味子、地黄、玄参、百合、胡麻、阿膠など

②理血薬(血液をよい状態にする生薬)
止血薬(出血を止める生薬)  艾葉、阿膠など
活血化於薬=駆於血薬(組織の血液循環をよくする生薬)
当帰、川弓、延胡索、欝金、我朮、益母草、紅花、牛膝、蘇木、桃仁、牡丹皮、赤芍、大黄、山サ子、山稜、丹参、地竜など

③理気薬(気のめぐりをよくして気分や体調をととのえる生薬)
陳皮、青皮、き実、き穀・香附子、木香、蘇葉、薄荷、烏薬、柿帝、半夏、厚朴、縮砂、大腹皮、びん榔子、
柴胡、疾利子、加楼仁、欝金、延胡索、川弓、山サ子、我朮、三稜

④清熱薬(炎症を抑え、解熱させる生薬)
清熱瀉火薬(熱をとる生薬)   石膏、知母、山史子、夏枯草、決明子、大黄、木通、柴胡など
清熱解毒薬(炎症を抑え、抗菌作用がある生薬)  金銀花、連翹、忍冬、菊花、牛蒡子、升麻、山豆根、意以仁、冬瓜子など
清熱涼血薬(体液を補いながら熱をとる生薬)  地黄、玄参、牡丹皮、赤芍、紫根、地骨皮、丹参など
清熱燥湿薬(さん出液を伴う炎症を抑える生薬)  黄連、黄ごん、黄柏、竜胆、苦参、咽陳高、沢瀉など

⑤利水薬(体の水分の分布と代謝をよくする生薬)
茯苓、猪苓、沢瀉、防巳、麻黄、蒼朮、白朮、車前子、意以仁、木通、黄耆、大腹皮、呉茱萸、益母草、牛膝、桑白皮、びん榔子など

⑦抗がん生薬(経験的にがんの患者さんに用いられている生薬、基礎、臨床研究で、何らかの抗がん活性が認められる生薬)
白花蛇舌草、半枝蓮、蒲公英、一位葉、牛蒡子、虎杖根、山豆根、拳参、鶏血藤、冬虫夏草、五味子、霊芝、鹿角霊芝、雲南田七、三七、朝鮮人参、丹参、など


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President & Chairman
Meister of Medical Science
Dr. YASUHIRO KOMATSU (Ph.D).

 小松靖弘先生 近影 

大山漢方堂薬局 大山鍼灸院 大山宗伯東洋医学記念館 顧問
サン自然薬研究所長 順天堂大学医学博士 小松靖弘先生 ご紹介

「漢方薬は、特に、慢性化した病気に優れた効果を示す!」



漢方薬の歴史は三千年とも四千年ともいわれ、日本に伝わってからでも千年以上になります。
そして今、漢方薬は、国民の間に広く浸透し、日本の医療にとってなくてはならない役割を果たしています。

その背景には、漢方薬の品質が向上して、医師、薬剤師、患者さんからの信頼性が高まってきたこと、
厚生省が進める医薬品の再評価試験で、いくつかの漢方薬処方の効能、効果が確認されたことなどが挙げられます。

多くの医師、薬剤師が、日常の中で、漢方薬を使うようになりました。
現代西洋医薬と漢方薬の双方の良いところを活用することによって、より効果的な医療を実現できるからにほかなりません。

このように漢方薬に対する期待が高まったもう一つの背景として、疾患構造の変化が挙げられます。
戦後、抗生物質など化学療法薬の開発によって、結核などの感染症が激減し、乳幼児の死亡率も大幅に低下しました。
そして平均寿命が大幅に伸びました。

特に、わが国は世界一の長寿国となり、高齢者人口も増え続けています。
それとともに高血圧や心臓病、糖尿病、肝臓病などの生活習慣病(成人病)といわれる慢性疾患が増え、
さらに生活習慣の近代化、モータリゼーションなどの普及で、ストレス病やアレルギー疾患に悩まされる人が増えています。
こうした慢性疾患、ストレス病、アレルギー疾患に対して、現代西洋医薬が効果を挙げる場合もありますが、
これらの疾患に対して漢方薬は得意とするところで、優れた効果を発揮することが少なくありません。

現代西洋薬は、もともとは天然物(生薬)から出発したものですが、
その有効成分だけを抽出(現在は化学合成している)して作られたものです。
それだけに病気そのものを攻撃して治す「切れ味の鋭い」作用を示す反面、
効き目が強く出てしまったり、好ましくない副作用が出てしまうことがあります。

それに比べて、漢方薬は生薬が主体で、成分も単一ではない複合剤です。
そのため、病気に対する「効き目はゆっくり」ですが、
一つの漢方薬で、さまざまな症状に対して効果を発揮する、まさに病人に優しい薬といえます。

漢方薬は病気を直接「攻撃」して治すというより、病人の全身状態を改善することによって、病気を治そうとするものです。
この点が西洋医学的治療法と大きく違っているところといえます。

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漢方は、やっぱり、漢方専門の先生に、調合していただき、煎じて飲むのが、一番ですね! 大山漢方堂薬局に、一度、お電話ください。 
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東洋医学(漢方薬・鍼灸)専門 大山漢方堂薬局(同鍼灸治療室)では、

現在、西洋医学単独では手が届かず、充分な成果が期待できなかった疾患領域(難病)に対して、
東洋医学(漢方薬・鍼灸)・自然療法・補完代替療法の力を活用して効果を上げていく、
統合医薬学、統合療法が、大山漢方堂薬局(同鍼灸治療室)の特色になっています。

大山漢方堂薬局(同鍼灸治療室)の実践する統合療法の目的は、
東西の英知(過去から現代までの医学薬学医療情報=漢方薬・鍼灸の古典、成書、漢方湯剤の使用経験、現代の臨床経験、補完代替療法の臨床経験)
を集めて、最も有効と考えられる東洋医学(漢方薬・鍼灸)、自然療法、補完代替療法を提供することです。

大山漢方堂薬局(同鍼灸治療室)では、
神経疼痛(慢性疼痛・痛覚過敏状態・線維筋痛症・神経障害性疼痛)や脳血管障害後遺症、重症筋無力症などの神経変性疾患(神経難病)、
関節リウマチやシェーグレン症候群などの膠原病、気管支喘息などの慢性呼吸器疾患、潰瘍性大腸炎やクローン病、アトピー性皮膚炎など自己免疫疾患、
尋常性乾癬の患者さんの症状が安定しない方々、更年期障害や不妊症のような女性特有の病気などの患者さんに対して
西洋医学的治療だけでは充分な回復が得られない方々からのご相談をお受け致しております。 がん患者さんのサポート、
また、高齢者の認知症や歩行困難、肺炎、冷え、しびれ、排尿障害など年齢と共に増えてくる病気の患者さんのご相談もお受け致します。

繰り返しますが、大山漢方堂薬局(同鍼灸治療室)では、
現在、西洋医学単独では手が届かず、充分な成果が期待できなかった疾患領域に対して、
東洋医学(漢方薬・鍼灸)、自然療法、補完代替療法の力を活用する統合医薬学、統合療法の確立を目指しています。
基本的に、どの様な疾患のご相談もお受け致しますが、非常に有効性が高い疾患とあまり効果が期待できない疾患があることも事実です。
そこで、大山漢方堂薬局(同鍼灸治療室)へのご相談が多い疾患、調合漢方薬、鍼灸、経絡ツボ療法で、効果を上げている疾患をいくつかご紹介します。

①認知症(アルツハイマー病、脳血管性認知症、レビー小体型認知症、前頭側頭型認知症(ピック病)、パーキンソン病、てんかん)
特に、認知症、てんかんの患者さんに伴う精神症状の改善、QOL(生活の質)の向上に効果を上げています。
高齢者の認知症では、物忘れの他に精神的に不安定になる、物を取られたなどの妄想が生じる、
あるはずのない物が見えて怯える、など様々な異常な精神症状が発症して患者さんの家族の負担が大きくなります。
この様な患者さんに、大山漢方堂薬局の調合漢方薬(著書:脳を守る漢方薬で、ご紹介)が有効であります。
また、神経変性疾患などの神経難病の患者さんに、よくみられる、頭痛、しびれ、めまい、などの症候に、大山漢方堂薬局の調合漢方薬、
「呉茱萸湯、五苓湯、牛車腎気丸、疎経活血湯、苓桂朮甘湯、釣藤散、続命湯、冠心二号方、芍薬甘草附子湯、桂姜棗草黄辛附湯、同種加減方、他応用処方」
が有効であります。 愁訴に苦しむ患者さんに有益であります。

②脳血管障害(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血)後遺症
特に、脳血管障害(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血)後遺症や神経難病に伴う嚥下障害に効果を上げています。
脳血管障害やパーキンソン病などの神経変性疾患では物が美味く食べられない「嚥下障害」が生じやすく、それによって肺炎を起こしたり胃瘻を作ることがあります。
この様な患者さんに、大山漢方堂薬局の調合漢方薬、「半夏厚朴湯合伏令飲加減方、他応用処方」や鍼灸経絡ツボ療法(太谿、足三里、他応用穴)への施術が有効であります。

③慢性呼吸器疾患(Chronic Respiratory Disease, CRD)
=慢性閉塞性肺疾患(COPD)肺気腫、喘息、過敏性肺炎、肺ガン、肺小細胞癌、肺線維症、慢性胸膜疾患、塵肺、肺好酸球増多症、肺塞栓症、
サルコイドーシス(全身性肉芽腫形成疾患)、睡眠無呼吸症候群、肺性心(右心室肥大、右心室不全)、気管支拡張症などの急性増悪の予防、
慢性呼吸器疾患では、風邪などの急性気道感染をきっかけに病状が増悪し、その繰り返しで次第に身体が弱っていきますが、
この様な患者さんに、大山漢方堂薬局の調合漢方薬、「医王湯加減方、他応用処方」が有効であります。
こうした患者さんの風邪を引く回数、急性増悪の回数を減らしています。

⑤各種がん患者さんのサポート
手術療法、抗がん剤治療、放射線治療などの副作用軽減、各種免疫療法(体力、生命力、抵抗力増強、再発転移予防)、緩和ケア、生活の質QOL改善、
延命=養生(ようせい=命を養い伸ばす=最後まで通常の生活を続けながら「がんと共存」寿命を延ばし全うする)
補完代替医療 (CAM=Complementary and Altemative Medicine)の解説

2015. 4
(平成27年4月)
大山漢方堂薬局(同鍼灸治療室)統括主幹

President & Chairman
Meister of Medical Science
Dr. HIROYUKI OHYAMA (Ph.D).



岡山大学医学博士(分子細胞医学研究施設神経情報学、脳代謝研究施設機能生化学)
徳島大学薬学修士(製薬化学 生物薬品化学)
大山博行 
Dr. HIROYUKI OHYAMA(Ph.D).

東洋医学の二大方法論を併用する。
現在一番気になる症状を取り除く、「標治療法」と、患者さんの悪い体質を改善する「本治療法」を併用して効果を上げる

東洋医学、特に漢方薬の効き目は穏やかで、効果が出るまで時間がかかるというイメージがあるが、鍼灸治療を併用すれば、症状を素早く改善させることも可能である。
つまり、漢方薬と鍼灸治療を併用すれば「即効性」を期待できる。ここが、古くから「漢方薬と鍼灸は、東洋医学の車の両輪」と言われ続けた由縁である。
東洋医学の手法(漢方薬・鍼灸治療)には、前述した二面性が存在する。
この二面性をうまく取り入れた治療方法論、治療方針を確立することが一番重要であり、術者の技量、つまり腕の見せ所となる。
すなわち、患者さんの現在一番気になる症状を取り除く「標治療法」と、患者さんの悪い体質を根本から変える「本治療法」の二つである。
標治方法論のための漢方処方、鍼灸経穴は、素早く効くが、本治方法論には数週間から数カ月、数年かかることもある。
東洋医学の基本を簡単に説明すれば、現在のもっともつらい症状を標治法を用いて楽にしながら、本治法を併用して、乱れたバランスを整え、
悪い体質を根本から変えていく。これが、東洋医学の醍醐味である。もっとも優れた方法論と言える。



大ベストセラー 光文社・カッパブックス

    

認知症・アルツハイマーは、もう怖くない 「脳を守る漢方薬」 岡山大学 医学博士 大山博行 著

                     

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